「好き」を聞かせて
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「ついたぁぁぁぁ!」
青くすみわたった
空には、熱く太陽が
顔を出している。
私は、大きく沖縄の
空気を吸い込んだ。
胸が高まる。
隣にいる涼太君は
飛行機でも爆睡してた
ので、まだ眠そうだ。
1日目は戦争体験者の方の話を聞いたり、
いろいろ有名な場所に
いった。
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「ふわぁぁぁ…」
疲れきった涼太君が
隣でまたあくびを
している。
今はホテルに向かう
バスの中だ。
日はすっかり落ちている
なんか今日は涼太君の
眠そうな顔しか
見てないような…
「なぁ、舞」
「ほぃっ!」
いきなり名前を
呼ばれたので変な返事をしてしまった。
「俺、今日ずっと寝てたじゃん」
「うん、そうだね」
「ほんとは舞と
たくさん話ししたかったんだけど…話せれなかったから…」
「うん、」
「夜さ、こっそり俺の
部屋来てくれないか」
…!!