動化家
裏切り
刹那と柚子の過去には様々な事があった。黙っていた刹那。ナナが口をひらいた。ナナ「血がつながってないだろ?」刹那は頷いた。リリ「なんか悲しいね。」刹那「俺には兄弟3人いた。一番上の兄が当主にころされた。」リリ「当主様が?」ナナ「俺は知ってる。今の当主様はお金で動くからな。」刹那「当主様はあの理緒って女の依頼で兄をころしたんだ。兄も禁断の書のメンバーだった。理緒のご主人が勝った。そこから変わった。そのご主人の願いは・・・」ナナ「当主様や理緒に逆らうと命を奪うだよな?」リリ「なにそれ!」刹那「狂っているんです。当主様も理緒も。俺は復讐したくて、あなたの守り役になりました。」ナナ「じゃ、柚子が危ないんじゃないか?」リリ「もし捕まっていたら?」すると、柚子が戻って来た。柚子「当主のやつ理緒とカオルと組んでやがった。」リリは崩れ落ちた。刹那「リリ様?」リリ「カオルが?なんで?どうして?」ナナ「なんでカオルが!」柚子「詳しく話します。しかし、誰かに見られてるかもしれません。移動しましょう。」四人は移動した。
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