動化家
カオルが都に
リリは海を見ながら座っていた。リリ「動化家のみんな元気かニャ。」すると、船が来た。船にはカオルが乗っていた。カオルが降りて、リリのところに来た。カオル「リリ!会いたかった。」そう言って抱きしめた。リリ「カオル兄!どうしてここに来たのかニャ?」カオル「シューケルが来たんだ。リリは後1日で1人の悪人をいい人にしないといけない。1人だけリリの元へ行ってもいいって、みんな行きたかったからジャンケンで決めて来たんだ!」リリ「そうだったんだニャ。」カオル「後1日頑張ろうな!」リリ「うん!」カオルはリリを抱えた。リリ「久しぶりの温もり。温かいカオル兄。」カオル「寝てしまうなよ?」歩いていると、女の子が海から飛び降りる光景を見た。カオルはリリを降ろして海に飛び込み女の子を助けた。カオル「バカやろう!命を粗末にするんじゃない!」女の子「ごめんなさい。」女の子は泣いていた。カオルは女の子を抱えて上がって来た。カオル「君の家は何処?」女の子「あのオレンジの屋根です。」カオルとリリは女の子の家へ向かった。カオルは急いで暖炉に火をつけた。女の子「ありがとう…。」カオル「何があったのか聞かせてくれないか?」ナルミ「はい。名前はナルミと言います。愛する旦那を友達に連れ去られて…。」カオル「それで、悲しくなって飛び込んだのか?」ナルミ「はい。」リリ「私に任せるニャ。1日でかたをつけてあげるニャ。」ナルミ「猫ちゃん喋ってる。可愛い。ありがとう…猫ちゃん。」カオル「そいつらの居場所分かるか?」ナルミ「友達の家ぐらいしか…。地図書きます!」ナルミは地図を書いて渡した。カオル「じゃぁ行ってくるから家で待ってて。」ナルミ「はい。」カオルとリリは地図を持って家に向かった。