動化家
リリの告白と返事
海岸に着いた。リリもナナも刹那もシューケルもいた。カオルとクロスと当主様が来た。当主様「何をやっている!」ナナ「すみません。」刹那「すみませんでした。」リリ「すみませんでした。」シューケル「すみませんでした。」クロス「当主様、お許しになって。お願いします。」クロスは頭を下げた。当主様「今回はクロスに免じて許してやるが、今後このような事が起これば罰則だ!分かったか?」みんなは頷いた。ナナ「クロス…。ありがとう。」刹那「ありがとうございます。」シューケル「ありがとう。」クロス「いいのよ。みんな家族でしょ。家族が危険な目にあったら助けるのが本当の家族だから。」リリ「カオル…。話がある。」カオルはリリとちょっと離れた海岸に来た。リリ「私…ずっとカオルの事が好きだった。だけど、カオルの想いはクロスさんなんだよね。」カオル「俺は、クロスが好きだ。リリではなくてクロスなんだ。」リリ「分かった!気持ち言えて良かった!ありがとう。幸せになってね。」そう言ってリリはみんなの所へ行った。カオルも後から来た。クロス「私達は先に帰ってるからね。」クロスとカオルは帰った。ナナ「気持ち聞けたか?」リリ「うん!もう悔いはないよ!」刹那「リリ様…後でお話しがあります。私の部屋に来てください。」リリ「はい。」シューケル「私は消える。リリ、俺は何があってもお前だけは守る。」そう言って消えた。リリ「ナナ…。私これからもっとナナの事を知りたい。だから、私と付き合ってください。」ナナ「リリ…ありがとう。」ナナはリリを抱きしめた。ナナ「これでリリとずっと居れる。」リリ「ナナ…。ずっと居てね。」ナナ「離せねー!」ナナは泣きながらリリを力強く抱きしめた。
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