動化家
奇跡
リリの心臓が止まって5分経った時、また心臓が動き出した。ナナ「リリ!心臓が動いた。」ゆっくり、リリは目を開けた。リリ「みんな…。ここは?」ナナ「病院のベッドの上だ。」柚子「心配かけやがって…。」理緒「そうよ…。」みんな泣いていた。当主様「私は、カオルの様子を見てくる。安静にしていなさい。」当主様は魔法を使い消えた。当主様は、カオルが向かった暗黒の闇の世界、アイガに着いた。アイガは真っ暗な世界で、灯りはなかった。空を光らせる魔法を使った。空はたちまち明るくなった。すると、カオルは身体がごつい人に捕まっていた。カオル「俺は、刹那に用事があるんだ!」男「ダメだ!ここからは、当主様しか通れない!」カオル「俺は、当主様だぞ!」男「証拠があるのか!最後の鍵を持っているのか?」カオル「それは…ない。」男「お前は不審者だ!」捕まえようとした時、当主様が止めた。当主様「やめなさい。」男「これは、当主様!失礼しました!」当主様「ここに居るのは、私が新しく当主に任命したカオルだ!」男「はい!」当主様「ここを通しなさい。」男「分かりました。」大きな扉が開いた。山のいたる所に牢屋があった。登って行くと、刹那の姿があった。刹那「当主様…。カオル様…。」当主様「新しい当主はカオルだ。リリが目を覚ました。お前を、動化家の牢屋に入れる。一生出られないぞ。よいか?」刹那「はい。」カオル「刹那の罪は重いからな。もう一度、動化家に戻りたいと思うなら、牢屋で反省しなさい。」刹那「当主様…。分かりました。」牢屋を開けて、刹那を出した。カオルは魔法を使い、動化家に移動した。