動化家
紫の魔法使い
カオル達はリリを抱いて氷山へやって来た。山へ入る前に、門番らしき男が立っていた。門番「誰だ!」椿「私達は氷山の頂上に生えている解毒剤の葉を取りに来ました。」門番「ここは、魔法使いしか入れない!」ナナ「なんだって!」柚子「どうします?」カオル「ここは、あいつらに頼むしかない。」カオルはリリを椿に渡した。カオル「頼んだぞ。俺らはここで待ってる。」椿「わかった。」椿はリリを抱えて入った。来栖と凛も!3人は頂上を目指して歩いた。凛「氷山ってこんなに長かったか?」来栖「こんなにはなかったはずだが。」椿「前へ進むしかないだろ!」二時間歩いてやっと頂上へたどり着いた。人影が見えた。頂上へ登ると、紫の魔法使いがいた。紫の魔法使い「遅かったな。お前らが欲しいのは解毒剤だろ?」解毒剤の葉を見せた。カオル「やはり、ピンクの魔法使いから聞いていたか。」紫の魔法使い「交換条件しないか?赤の魔法使いを渡してくれたら解毒剤を飲ませよう。ただし、赤の魔法使いは私達の仲間になる!どうだ?」凛「卑怯だ!」来栖「どうする?椿!」リリが目をさました。リリ「椿さん?」紫の魔法使い「なんで?確かに毒を。」椿「魔法の力か?」リリ「毒なんて塗られてないよ?牢獄に居た魔法使いさんが、毒を塗られた演技をしろって小声で言われ氷山に仲間が居るから、頂上に着くまで眠っていなって言われたから。」紫の魔法使い「なんだと!あいつが裏切ったのか!」リリは立ち上がった。リリ「その魔法使いさんから手紙です。」手紙を渡した。