動化家
理緒
カオルはリリの腕を離し出ていった。行くあてなんかなかった。カオル「リリちゃん。ごめんね。」そう言い残し、歩いていた。一人暮らしをしていた家に行こうと考え家に着いた。カオル「変わらないな。俺の家」ドアを開けて入った。すると、当主がいた。カオル「魔法で入ったんですか?」当主「お見通しだな!カオルにもカードを選んでもらう。リリにも先ほど、選んでもらった。さぁ、選びなさい。あなたのミカタになるだろう。」カオルは左のカードを選んだ。当主は呪文を唱え、女の子が出てきた。カードには理緒と書かれていた。当主「理緒は水の魔法使いだ。」当主は消えた。カオル「可愛らしい魔法使いだね。理緒ちゃん。」理緒「ご主人様。ありがとうございます。」カオル「俺は早く、願いを叶いたい。だから・・」理緒「わかりました。リリ様やナナ様に会いたいんですよね?」カオル「君はなんでも分かる子なんだね!」理緒「ご主人様の事ならなんでも分かりますが、私には心がありません。」カオル「俺と居たら、感情取り戻せるよ。」理緒「そうなればいいんですが。それでは、まず家に入って今後の事を話し合いましょう。ご主人様。」二人は家に入った。