動化家
捨てられた都
シューケルの呪文で、捨てられた都に飛ばされたリリ。リリは猫に変身していた。周りはゴミだらけ。動物の死骸が転がっていた。動物になっても言葉は喋れるリリ。噴水に白い猫が居た。リリ「なにしてるのニャ?」白い猫「お前は誰ニャ?」リリ「私は、リリと言いますニャ!」白い猫「どうして、こんな所に来たんだニャ?」リリは事情を話した。白い猫「お人好しなんだニャ。お前はいいやつだニャ。住むところがないなら、僕の家においでニャ。」リリ「ありがとうニャ。」リリは白い猫に着いて行った。そこは、豪快な屋敷だった。リリ「1人で住んでるのかニャ?」白い猫「たくさんの捨て猫が生きていく為に協力して住んでるんだニャ。」扉を開けると、たくさんの猫が走って来た。みんなは「おかえりニャ。」と言っていた。白い猫「整列ニャ。」猫達は横に一列並んだ。白い猫「今日から、ここに住んでもらう、リリちゃんだニャ。仲良くするんだニャ。」リリ「よろしくお願いしますニャ。」みんなは「よろしくニャ」と言っていた。白い猫「解散ニャ。」みんなは出掛けていった。白い猫「リリちゃんの部屋を案内するニャ。」リリは着いて行った。2階の207と書いてあった。白い猫「ここは、元々はホテルだったんだニャ。」リリ「へえ~いい所だニャ」部屋を開けると、スイートルーム見たいな部屋だった。リリ「かわいい部屋だニャ。」白い猫「気に入ってくれて良かったニャ。自己紹介がまだだったニャ。僕は、ユールだニャ。」リリ「よろしくニャ。みんな、ご飯とかは、どうしてるんだニャ?」ユール「ここには、たくさん食べ物屋があるんだニャ。ゴミ箱に残った食べ物が捨ててあるんだニャ。それを、食べて暮らしてるんだけどニャ、ここの人達は、猫が大嫌いなんだニャ、猫を食べる人も居るんだニャ。気をつけて行動しないと危ないから、夜は出れないんだニャ。リリちゃんも気をつけてニャ。」そう言って、ユールは出掛けた。リリ「これからどうしよう。下手したら私も食べられるんだニャ。まずわ、町に出掛けてみないと分からないんだニャ。」リリも出掛けて行った。