動化家
ユールの想い
ユールは小さな隙間から脱出した。すると、サーチャは気が付いた。サーチャ「コラ!ユール待ちなさい!」ユールは止まった。ユール「初めて名前呼んでくれたね。サーチャ。」サーチャ「言ってないわ!部屋に入りな!」ユール「サーチャ聞いて。僕、サーチャに飼われて幸せだったんだ。笑っているサーチャが何より大好きだった。」サーチャ「生きていたら辛い事だってあるの。猫のあんたに何が分かるの?」ユール「僕の顔、覚えてない?」サーチャはユールを見た。サーチャ「あんた、まさか私が小さい頃、飼っていたミント?」ユール「そうだよ。サーチャ。サーチャの事ずっと見てたから気持ち分かるよ。」サーチャ「ごめんなさい。私、ストレスがたまっていて八つ当たりして、ミントのこと蹴ってしまって、何もかも上手くいかなくて。」サーチャは泣いていた。すると、リリが来た。リリ「わかったならいいんだニャ。ユールはサーチャのこと、ずっと大切に想っていたから。」サーチャは部屋の鍵を開けた。コリアに抱きついた。コリア「猫だって、人間の気持ち分かるのよ。サーチャ。あんたは1人なんかじゃないんだから。」リリ「サーチャ。私からサプライズプレゼントあげる。」リリは精神統一をした。すると、ユールの体が光った。
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