お母さんのおかげ男子校
「友達になった覚えがないけど。」
九条くんがほっぺを膨らませた。
「僕たち友達じゃないの?」
上目遣いで言われた。
可愛い。
でも、上目遣いって、女の子がやるものじゃないの?
「何で、顔が赤くなってるの?もしかして僕のこと好きになっちゃった?」
私は余計に顔が赤くなった。
侑くんは可愛いから、そう言うことを言わないと思っていた。
「いや…あの…だから…その…。」
「はっきりしないとみんなの前で犯すよ。」
笑顔で言われたけど目が笑っていない。
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