内緒の保健室
―…ドタッ。
「…いったっ」
『…わゎっ!?すいませんっ』
誰かとぶつかった。
相手は頭に手をあてて、ゆっくり振り返った。
「…あんた」
綺麗な金髪…。
金髪イケメン王子って感じの。
「…今日は蓮、休みだけど」
『…へ?知ってますけど』
「…何…誰かに用でもあんの?」『いや、私…ここで授業…』
あるんですけど…と言おうとした時、金髪イケメン王子によって、言葉がさえぎられた。
「もしかして…転校生?」
『え?…ハイ』
「…あの噂、本当だったんだ」
『…え?』
「俺…篠沢享也ね」
『あたし…橋野…唯です』
「…いったっ」
『…わゎっ!?すいませんっ』
誰かとぶつかった。
相手は頭に手をあてて、ゆっくり振り返った。
「…あんた」
綺麗な金髪…。
金髪イケメン王子って感じの。
「…今日は蓮、休みだけど」
『…へ?知ってますけど』
「…何…誰かに用でもあんの?」『いや、私…ここで授業…』
あるんですけど…と言おうとした時、金髪イケメン王子によって、言葉がさえぎられた。
「もしかして…転校生?」
『え?…ハイ』
「…あの噂、本当だったんだ」
『…え?』
「俺…篠沢享也ね」
『あたし…橋野…唯です』