内緒の保健室
加えて弥生ちゃんは説明してくれた。
「唯ちゃんがうちに来た時、あたし、電話でしゃべってたでしょ?」
『…うん』
「あれ、実は演技なの」
『え?』
「あたしどうしても唯ちゃんに“彼氏います”的オーラ出したくてさ。唯ちゃんがドアの前にいるのわかってわざとああやって言ってたの。だって唯ちゃん可愛いから」
『…えっ…?』
「窓から1度唯ちゃんみたら、なんか可愛くて仕方なくてさ。まぁ、あの時も蓮斗使っちゃったけどね、スマンスマン」
蓮斗に軽く頭を下げて、弥生ちゃんはもう一度あたしの方を向いた。
「本当ごめんね!もう邪魔はしないからっ…」
『いや、大丈夫だよっ?』
「もー…唯ちゃん本当好きだわ」『…??』
「あ!あたしもそろそろ新しい彼氏と待ち合わせだから。じゃあね。蓮斗!唯ちゃんの事、大切にしなさいよ?」
「わぁってるよ」
「それではお幸せにー」
そう言って弥生ちゃんはそそくさと帰っていった。
「唯ちゃんがうちに来た時、あたし、電話でしゃべってたでしょ?」
『…うん』
「あれ、実は演技なの」
『え?』
「あたしどうしても唯ちゃんに“彼氏います”的オーラ出したくてさ。唯ちゃんがドアの前にいるのわかってわざとああやって言ってたの。だって唯ちゃん可愛いから」
『…えっ…?』
「窓から1度唯ちゃんみたら、なんか可愛くて仕方なくてさ。まぁ、あの時も蓮斗使っちゃったけどね、スマンスマン」
蓮斗に軽く頭を下げて、弥生ちゃんはもう一度あたしの方を向いた。
「本当ごめんね!もう邪魔はしないからっ…」
『いや、大丈夫だよっ?』
「もー…唯ちゃん本当好きだわ」『…??』
「あ!あたしもそろそろ新しい彼氏と待ち合わせだから。じゃあね。蓮斗!唯ちゃんの事、大切にしなさいよ?」
「わぁってるよ」
「それではお幸せにー」
そう言って弥生ちゃんはそそくさと帰っていった。