今でも君を
「へー…そいつは誰なん!?そんなに好きやったら、告白しちゃえばええ話やん?」






田中は、アタシみたいにウジウジしちゃうんかな








「告白か…今だったらできるかもな!!」









今…か








「してきてええよ!!アタシ、ここで待ってるから!!」










アタシは立ち上がった田中を見つめた。









「お前も来い!!」










と、田中はアタシの手首をつかんだ。









「へっ!?」









そして、アタシは屋上につれて来られた。








「え!?アタシ、邪魔だからっ…」








アタシは教室に戻ろうとして、必死に田中の手を外そうとした。







「お前、本っっ当に鈍感だな」











「へ?」










アタシは田中が言っている事が全く分からなかった。
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