子ぎつねレオ物語(短)
「ずっとずぅーと一緒だよ。約束。私レオの事大好きだから…悲しませたくない…だから―…」
「クゥン」
「私泣かないよ!これも約束!!」
ブス…
かなたは全部聞いていた。
「ねぇレオってさ水が好きだよね!遊ぼっか!!」
「キュウッ」
「その前にこれ。つけたげる。」
私はポケットから首輪を取り出した。
「私の前飼ってた犬の首輪。その犬はコロって言ってねもう死んじゃったんだ…。それでレオにこの首輪を受け継いでほしいんだ―…コロは―…私を庇って死んじゃったんだよ。」