子ぎつねレオ物語(短)
「レオー!沢山のクローバー…これを摘みに来てくれたんだね…レオ…」
みどりはレオの元へと駆け寄った。
「外に出ちゃダメって言ったでしょ?摘まなくていいのにっ…こんなことになるなんてっ…私のために死んじゃダメって言ったのに」
「みどり…」
「レオは水が大好きだったよね…それに、レオと初めてあったときっ…私レオの尻尾踏んじゃったよね―…レオ…もう二度と喋ることも遊ぶこともできないんだね―…レオ…レオといた日は忘れないよ――――――それとっあんた等が殺ったのよね!?許せないっ!返せ!レオを返せぇ!バカヤロー」
「ひっ」
きつねハンターときつね売りが抱きついた。
「うわああああ!レオ――――」