子ぎつねレオ物語(短)
――――――元の家に帰るとき
「よし…」
レオを墓に入れた。
「あとはこれを供えるだけ…ごめんねレオ。私のために死なないでっていったのに…あの時約束守れなくて―…あの日泣かないって言ったのに…私約束破っちゃった」
みどりは涙を出した。
「レオ天国にいっても私達のこと忘れないでね―…そしていつか必ず―…またかなたと会いに来るからね―…約束。おばあちゃん!お世話になりました!そしてかなたも。また来るね!」
みどりはお辞儀をした。
「ばいばーい!」