Alice in strange world !!
前かがみから開放されたエロワは背筋を伸ばして答え始めた。


エロワ「ワタクシメは不思議の国の住人、紳士の中の紳士!ウサギのエロワでございます。あ。出身は鏡の国になりますが。」

アリス「不思議の国??鏡の国??そんな国聞いたことも見たことも無いわよ?学校の授業にも出てはこなかったわ!」

エロワ「ええ、ええ、こちらの世界の方々でご存知の方はなかなかいらっしゃらないでしょうな!というかいらっしゃらないでしょうな。一人を除いて。」

アリス「その不思議の国の方がなぜ私たちの前にいるの??」

エロワ「取り立てて理由なぞございませんな!しいて言えば私の守備範囲に入るレディの気配がしたので」

アリス「あなたって変態なのね!さっきだってお姉様達に履いているパンツを教えてくれと頼んでいたし」

エロワ「いえいえ、紳士たるもの女性には失礼の無いようにしておりますぞ!ワタクシメは少々自分の欲求に素直なだけ」

エロワは自信満々に胸を張った。

アリス「別に威張るようなことじゃないでしょうに・・・そういう特殊な趣味の方をロリコンといって―――」

エロワ「YES!!YES!!ロリータ!!NO!!TOUCH!!」


エロワはフォーッと雄叫びをあげまくしたてた。


エロワ「そこら辺の変態とワタクシメを一緒にしないで頂きたいものですな!!小さいレディは愛でるモノ!こう、なんてゆーの?遠くで眺めるからイイってゆーか!触って欲望をぶち

まけるとかは言語道断ですな!そんな輩はワタクシメが三角木馬と赤いロウソクとエナメルの拘束具が似合う、SとMの煉獄に叩き落として差し上げましょう!!!!」


熱く語り始めた拳をたかだかと天に伸ばすエロワはクネクネして気持ち悪かった。
< 7 / 10 >

この作品をシェア

pagetop