【完】ラブ☆パワー全開
「え……責任?」
「そう、責任♪あん時、言うたやん?
あ、もしかして忘れたとか?」
俯き、ううん。と小さく首を振った。
あたしの頭をポンポンと叩きながら、
「なら、良かった」
って声が弾んでる。
「責任って…何すればいいのかな?」
そう、実はすごーく悩んでたコレ。
だって“責任”なんて絶対何か特別な事…でしょ?
もしかしたら、あんな事とか……こんな事!?
私の頭の中は、AV女優なみな妄想でいっぱいで。
でも、そんなに経験だってないし。
だけど、仁が望むなら。って意気込んでる私もいるし。
正直、いっぱいいっぱい。
でも、だけど……。
仁の為なら、何でも出来る。
ううん、やってみせるっ!
頑張るからね、仁!!!