【完】ラブ☆パワー全開



そしたら、彼が高校生だって言うじゃない。


しかも同じ余り者。


この時点で、相手側も人数合わせするなら初めから1人ずつ減らせばいいのに。とは思ったんだけどさ。


来てしまったものは仕方ないし。

ちょっとカッコイイし。


って事で、その高校生と仲良くしてたのね(半強制的に?)



ほろ酔い気分になったあたしと、素面の高校生の彼とで、過去の恋話になってさ。

てか、自分で話始めたからイタイんだけど。



ベラベラ自分の事ばっかり喋ってても笑顔で聞いてくれてるし。



極めつけは

『俺、よく喋る人好きですよ』

そう優しく微笑んだ彼のコレに落ちた。



あたし、本当よく喋る。

妄想癖あるし、独りの世界に入り込むし、も独り言も多いし。


結構コンプレックスだったりする、そのひとつを!



好きって!



ここまで喋れて、コンプレックスまで好きなんて言われたら年下なんて関係ないじゃない?


もう前に進むのみだよっ♪



< 5 / 370 >

この作品をシェア

pagetop