こんな私を愛してくれますか?
30------。
「私を探しに来て!!」

(え!?あの子私の子供だったの??)
「こんなこと考えてる場合じゃない!!早くあの子を探さないと!!!」
私は必死にあの子を探し始めた。



<拓斗>

「・・・ここはどこだ?」
見慣れない白い天井・・・
白いベッド・・・
鼻をくすぐる薬品の臭い・・・
そして横には俺と同じ白いベッドに眠る友華・・・
「・・・友華?」
(何で俺と同じ部屋にいるんだよ!!)
俺がそんなことを思っていると部屋のドアが開いた。
「拓斗君!起きたのね」
(友華のおばさん?何でここにいるんだ??)
「あ、ここが何処だか知りたいわよね?」
そんなおばさんの問いかけに俺は首を縦に振った。
「ここはね、病院なの」
(何で俺が病院なんかに居るんだ?それに友華だって・・・)
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