こんな私を愛してくれますか?
何で拓斗君にしゃべってんの?
(もう、最悪。)
私は、心の中で決心を決めた。
「じゃあ、もう拓斗君と一緒にいられないね!」
少し笑いながら言った。
そして、屋上の端の少しの段差の上に上がった。

「おい友華!!何してんだよ!?早くこっちに戻って来い!!」

「もう、無理だよ。・・・バイバイ。拓斗君。」


シュン――――――
この音は、私が屋上から地上に飛び立った音・・・。


「友華ー!!!」
後ろで拓斗君が叫んでいた。



<拓斗>

友華が飛び降りてしまった。
(やばい。友華にひどいこと言った。)

俺は焦りながら屋上から1階まで降りた。


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