こんな私を愛してくれますか?
「っつ!!!」
そこには、友華の体から出たというしかない血液が流れ出ていた。
(俺のせいだ・・・。)
「うぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
俺はパニックになっていた。

すると、周りにいた人が近寄ってきた。
「君、大丈夫?」
「ぁあ、俺のせいだ。俺のせいなんだ。」
「やばい、この子も危ない状態!!」

「もしもし!!・・・はい!OOマンションの出たすぐです!はい!よろしくお願いします。」
誰だか知らない女の人が救急車を呼んでくれたらしい。

「君、下がってて!!」
そう言われ、俺は友華のそばから離れた。

それからの出来事は覚えていない。

< 3 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop