こんな私を愛してくれますか?
今俺は友華が手術を受けている手術室の前にいる。
そこには、友華のおばさんとおじさん、そして俺がいた。

「どうして友華があんな病気になってしまったの??」
おばさんがそんなことを言っていた。
全部俺のせいだ。

「俺がそばにいながらすみません・・・。」
俺が誤ると、おばさんとおじさんがこんなことを言った。
「拓斗君が悪いんじゃないのよ。」
「そうだ。あいつが自分でやってしまったことなんだからな。」

(くっ・・・。)
そんなことを言われるとむなしくなる。

何で俺はあの時、無理にでも止めなかったんだろうか・・・。
何であんなときに、友華の病気を知っていると言ってしまったんだろうか・・・。
そもそも、何で友華のおばさんに病気のことを聞いてしまったんだろうか・・・。

今思えば、後悔するばかりだ。


彼女は、友華は『夢遊病』だ。

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