こんな私を愛してくれますか?
俺がやっぱり悪いんだ・・・
「うわぁぁあぁぁぁあぁぁ!!!!」
友華が入っている手術室の前で・・・
友華の母さんがいるところで・・・
友華の父さんがいるところで・・・
俺は叫んだ・・・。
すると友華の父さんが俺にこんな言葉をかけてくれた。
「拓斗君!君が悪いんじゃない!!」
(いや、俺のせいだ・・・。)
「君が友華の前にいて嬉しかったのは何だ!!」
(何でそんなことを今聞くの??)
俺はそんなことを思い友華の父さんに嬉しかったことを話した。
「・・・友華の笑顔を見たときです・・・。」
すると友華の父さんは少し笑顔を見せ、俺にこんなことを話しかけてきた。
「じゃあ、友華が帰ってきたら拓斗君は友華の笑顔を引き出す人になってくれな。」
(何で俺が悪いのに友華の父さんはこんなに優しいんだろうか・・・。)
そんなことを思いながら友華の父さんの話を聞いていた。
すると友華の母さんがやってきて俺にこんなことを言ってくれた。
「これからも友華と仲良くしてね?」
そんな言葉を聞き俺の中から熱い感情が流れ出て来た。
「うぅ・・・。こんな俺で良いんですか??」
そう。俺は泣いている。
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