こんな私を愛してくれますか?
なぜなら友華の父さんと母さんが・・・
「「当たり前じゃない!!」」
俺に優しすぎたから・・・。
そして泣いている俺に友華の母さんが
「もう拓斗君!!友華に泣いている姿を見られるよ!?」
と言いハンカチを渡してくれた。

こうしたやり取りをしていると、手術室のランプが消えた。
(っつ!!友華が出てくる!!)
そう思ったら、執刀医の先生が出てきた。
「ちょっといいですか?」
そう言い友華の父さんの方を見た。
「はい。・・・母さんは拓斗君といてくれ。」
そう言い友華の父さんは執刀医の後をついていき、手術室の近くの小さな部屋に入っていった。

その光景を見て俺はまたパニックになった。
(何で友華が出てこないんだ!?)
「くっ・・・。」
(友華は無事じゃないのか!?)
「はは・・・。」
「どうしたの拓斗君??」
俺が笑ったせいで友華の母さんが異変に気づいた。
だが俺にはそんな言葉は入ってきていない。
(ヤッパリ俺ガ悪インダ)
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