とある王様ととある奴隷の女の子の恋物語


「――…何者だ。」


腕を後ろにまわされた………下手したら関節が折れる……


「ヴァルナード王国の奴隷です…。」

なるべく声を震わせないようにして言った




「なぜ女がここに…。」



「………ご主人様から逃げ出して何も考えずに走ったらいつのまにかここに居ました…。」














そう答えたらその人は腕を離してくれた




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