とある王様ととある奴隷の女の子の恋物語
お城
さっき俺たちがいた場所は城からはあまり離れてなかったからすぐ着いた
「マルス!いったいどこに…それにこの女性(ひと)は……?」
俺の親友である護衛(兵士長)のアグマが駆けつけてきた
アグマが慌てるのは無理ない 俺が勝手に城に飛び出したからな
「家出少女。お詫びをしたくて連れてきた。」
「お詫び?」
「森の中で怖がらせたからな。刺客かと勘違いして関節を抜かそうとした。もちろん抜かしてないよ。」
アグマが目を見開いてからため息を吐いた(ついた)
「まったく……また刺客を追いかけてたのか…。」