約束【短編】

僕はとっさにカレンダーを見る

そして、今日の日付を見て
目を見開いた


『もし、10年後も私たちがー・・』

思い出すや否や、僕は壁に
掛けてあったジャケットをきて
居間から飛び出した

なんで、どうして・・・

僕は忘れていたんだろう



丁度10年前の今日

まだ実羽が僕のことを(拓哉さん)と
呼んでいた、中学生の頃
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