HINEKURE～ヤマトノオロチの巻～

優輝が翔龍の方をギロッと睨み付ける。
優輝の白眼には涙が零れる。
いきなり死龍がナイフで優輝を襲ってくる。優輝が見ないでそれを躱す。優輝が青い刀を死龍に向ける。
「光神。」
と言うと、青い刀から無数の光の刃が襲いかかる。死龍が細切れになる。界龍が印を結んで、
「『炎蛇の印』」
と言う。炎でできた大蛇が優輝を襲う。
優輝が黒い刀を掲げて、
「闇神。」
と言うと上空から黒い稲妻が界龍ごと襲う。界龍がバタリと倒れる。
優輝が翔龍を見つめて、
「死ね。」
と言い放つと、翔龍が優輝が攻撃する前に
「冥界断罪の刀。」
と言うと巨大な刀が優輝をもうスピードで突いてくる。
黒い刀を水平に向ける。
「闇神。」
というと断罪の刀にぶつかった瞬間、断罪の刀が砕け散って、翔龍ごと倒した。
血まみれになって倒れている翔龍が
「なぜだ??なぜ勝てぬ??」

「貴様が変わってしまったからだ。」

「我は変わったのではない。人間が変わったのだ。醜い権力のためだけに争うようになった人間が。」
優輝が
「それが楽しいじゃね～かよ。バカ!!思い通りにならないから、争う。別にいいじゃねか～。」
翔龍がフッと笑う。