HINEKURE～ヤマトノオロチの巻～

優輝が
「俺これとかないと、霊剣も創れません。」
じいちゃんが
「お前の親父今いろいろあっての～、なかなか帰って来れないのだ。だから……」

「無理ですよ。また解くなんって、上手くいくか分かりません。」

「仕方ないじゃろ。悪魔との一戦で、お前の存在に気がつかれたと陽神が言っていたしの～、それにヤマトノオロチがお前の変化にどう出るか分からん。わしがもう少し若かったら何とかなるだが。」
陽さんが
『大丈夫ですよ。体には異常は起こりません。貴方はあの状態が普通なので。』
優輝がシブシブ
「ハイ。……分かりました。」
（かなり痛いだよな～～。）
両手を合わせて、陰と陽さんの力を感じる。
『アレ??前より痛くない??』
陽さん
『一度解けたので、壊れかけたているのからでしょう。』
優輝
（それでもかなり痛いけどね。）
「あぁ～!!」
銀髪になり、額にⅩⅢの数字が浮かび上がる。瞳は白かった。
じいちゃんが
「これが優輝の霊圧か!!」
と呟く。
じいちゃんが続けて、
「その状態を保ち続けるのだ。」

（ずっと集中しないとなんないのかよ!!なんかスッキリはするけどさ～。そういえば、この状態が普通なんだっけ。）