君の魔法がとける瞬間(とき)



「…うわぁ…………」



一歩足を踏み入れると…


そこには見たことのないような、大きなシャンデリア。




玄関には真っ赤な絨毯。


そして2階へと続くらせん階段。




「…本当にお城みたい…」


こんな家、ドラマでも見たことないよ…。




私は目の前に広がる光景にただただ、ア然としていた。




「アサカサマ、コッチデス」





「は…はい…」






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