君の魔法がとける瞬間(とき)
「あ!もう三人とも来てたんだね!おっはぁ〜!」
「おは〜…。あー眠い」
「おはようございます、響さん!愛舞さん!」
「やぁ〜!皆揃ったな!久しぶりだ」
2人が来たのとほぼ同時に理事長が現れた。
そういえば、理事長に会うの久しぶり。
確か出張だっていって海外に行ってたんだよね。
「理事長〜!お帰りなさい!」
「お土産いっぱい買ってきたぞー!」
「やった〜!さすが理事長だね!」
一番年下の私と愛舞さんは一斉にお土産に飛びつく。
それを見て笑う陽斗さんと響さん。
「ガキだな」
と、鼻で笑う碧空さん。
「俺がこれ食べる〜!」
「ダメです!僕が先です!」
呆れる3人をよそに、私たちはお菓子争いをしていた。
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