君の魔法がとける瞬間(とき)


「持ってきたよ〜!ってあれ?2人も来たんだ!」



愛舞さんはとても嬉しそう。


どうせやるなら、とBBQも一緒にすることになった。



外で花火をしながらBBQ…


冬の夜空に、夏の風物詩。


何だか季節外れのお祭りみたい。




「寒くないか?」


陽斗さんは私にブランケットをかけてくれた。



「はい!楽しいですね!」


たくさんの花火があるなか、私が選んだのは線香花火。



ちっちゃくても、
頑張ってる姿が私は好き。






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