君の魔法がとける瞬間(とき)
「ここのコンビニの肉まんは最高なんだぞ!」
連れられて来たコンビニは、あまり人がいなかった。
「美味そうです!!でも、お金持ちの愛舞さんでもコンビニとか行くんですね!何だか意外です!」
「まぁそうだけど。こうして街をぶらぶらするの好きなんだよな〜
俺、普通の肉まん!」
「じゃあ僕はピザまんにしますっ」
肉まんとピザまんを一つずつ買って、コンビニの前で食べる。
「何だか新鮮で、楽しいです!」
「だろ〜??」
「もしかしてイブとユズ?きゃーっ!感激!
ファンなんですっ!」
途中、高校生らしき女の子に声をかけられた。
その子は華乃と言った。
これが、華乃との出会い。
華乃との出会いが私のこれからを大きく変えることになるなんて…この時は思いもよらなかった。
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