君の魔法がとける瞬間(とき)


「そのつもり♪
あ、今日碧空の家に行こうと思うんだ!もちろん内緒でね!久しぶりにオバサンにも会いたいし」





「そうなんですか〜…え!そうなんですか!?」




「うん。碧空…鈍いし。何の為に帰ってきたと思ってんのよってね。…あ!今のも碧空に内緒ね」




華乃ちゃんは爆弾を落として部屋に戻っていった。




華乃ちゃんの気持ち…
知っちゃった。


やっぱり、好きなんだ…碧空さんのこと。




また…モヤモヤ。


心臓の奥が痛い。



それより…華乃ちゃんが家に来る!



華乃ちゃんには悪いけど…何とかして碧空さんに伝えなきゃ…



私が居候してることバレちゃう…!





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