君の魔法がとける瞬間(とき)


「みんなで揃って楽しそうね!あたしも混ぜて!」




「は、華乃ちゃん…」




「ん?なーに??」


華乃ちゃんは前と変わらない態度だった。



でも、目の奥は笑ってない。


そんな風に見えた。




「華乃ちゃんはいつまで日本にいるの」


愛舞さんが一番気になっていた事を聞いてくれた。




「まだいるわ!やらなきゃならない事まだあるし」



チラッと私と碧空さんを見る。





「やりたい事って?」


「それは〜…秘密♪じゃああたし、ちょっと買い物行ってこよ〜!碧空付き合って!さっき逃げたでしょ」



「あ〜はいはい。」






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