君の魔法がとける瞬間(とき)
「華乃。ごめん。やっぱりお前のこと好きになれない。」
「どうして…!?」
碧空さんは、ゆっくり落ち着いて華乃ちゃんに話す。
「俺には、守るべきものがある」
「いや!聞きたくない!」
華乃ちゃんは涙で頬が濡れていた。
「あんたのせいよ!あんたがいなかったら…!
いいわ!バラしてやる!」
目を真っ赤にして泣き崩れながら…
華乃ちゃんは私を見る。
「華乃!やめろっ…!」
「おいおい、どうした!?」
タイミング悪く、3人が部屋に戻る。
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