君の魔法がとける瞬間(とき)

「佑月は、俺らと一緒にいたいの？」





「あぁ。そうだ」




「碧空さんに聞いてるんじゃないよ！佑月に…聞いてるんだ。
佑月…俺たちが好きか？これからも一緒にいたい？」





そんな聞かれ方されたら…答えは一つしかないに決まってる。




私が…「いいえ」なんて…



答えられるはずがない。



だって…みんなが大好きだから。





「私は……………皆さんが大好きです…」







声は、小さくなってしまったけど…


目だけは…しっかりみんなの顔を見ていた。






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