君の魔法がとける瞬間(とき)

ぎゅう…………！




「えっ！？」




「佑月〜！俺はお前を歓迎するよぉ！！！」




私は…愛舞さんにギュッと抱きしめられていた。




状況についていけない私………


どういう事…？みんな私を嫌いになるはずだったのに…






「ビックリしたけど…何か納得！俺もお前を認めてやるよ！出て行くなんて言うなよ？」



「佑月、またこれから再スタートだな。」






「愛舞さん…響さん…陽斗さん…」





私はまた涙が溢れ出した。


今度は…安心と嬉しい涙。



「お前いつまで抱き着いてんだぁ！離れろ〜！」





私……もう少しだけここにいても、いいんですか…？





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