君の魔法がとける瞬間(とき)


「あっ…あ〜よかったな!お前を守っくれる人がいて!俺もやっと肩の荷が降りるぜ!あ〜疲れた疲れた」




むっ。



ほんの一秒前の碧空さんはどこ!?



あっという間に…碧空さんは意地悪な碧空さんに戻ってしまった。




でも、意地悪な碧空さんの方が…

ドキドキし過ぎることがないから…そっちの方がいいな。




それにいつも、あんなに優しかったら…


冬なのに向日葵とか咲きそうだし。




ぷぷっ…。想像したら、何だかおかしい。





「何がおかしい!
お前…ない頭で何を考えてやがる!気持ち悪いっ」






「なっ…!私を変態扱いしないで下さい!」






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