君の魔法がとける瞬間(とき)
愛舞さんっ…
どこにいるの!?
もう家に帰った!?
私は愛舞さんがいそうなところを探して回った。
どうしてか分からないけど…なんとなく今会わないといけないような気がするから。
ピンポーン――
《どちら様?》
インターホン越しに聞こえる声は、愛舞さんのお母さん。
「あの!佑月です!愛舞さんはいますか?」
《佑月君?あれ〜…愛舞、佑月君に会いに行くって出て行ったけど…》
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