君の魔法がとける瞬間(とき)



今日も歌の練習。


愛舞さん…私といつも通りに接してくれるかな…。





ガチャ――



「おはようございまぁす…」



「おはよう!佑月!遅かったな、寝坊かぁ?」




「愛舞さん!…違います!私は寝坊なんてする人間ではないですから!」



「本当かなぁ〜?」



愛舞さんは、私にいつも通り、明るく接してくれた。


「おはよう、今日も頑張ろうな」




「陽斗さん、頑張りましょうね!」



「おはよう集まったか〜?」




「オッサン、何か用か」




私たちが集まったのと同時に、理事長がやって来た。





_
< 255 / 338 >

この作品をシェア

pagetop