君の魔法がとける瞬間(とき)
今日も歌の練習。
愛舞さん…私といつも通りに接してくれるかな…。
ガチャ――
「おはようございまぁす…」
「おはよう!佑月!遅かったな、寝坊かぁ?」
「愛舞さん!…違います!私は寝坊なんてする人間ではないですから!」
「本当かなぁ〜?」
愛舞さんは、私にいつも通り、明るく接してくれた。
「おはよう、今日も頑張ろうな」
「陽斗さん、頑張りましょうね!」
「おはよう集まったか〜?」
「オッサン、何か用か」
私たちが集まったのと同時に、理事長がやって来た。
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