君の魔法がとける瞬間(とき)


「とりあえず、音楽プロデューサーがもうすぐ来るから、お前たち演奏してくれ」



「でも、締めきったんじゃないの?エントリー」




「まぁまぁ!そこら辺はどうでもいいじゃないか。合格するように頑張ってくれよ」




ピロリロリン♪


理事長の携帯が鳴った。



「あ〜はいはい!分かりました」




電話を切って、私たちを笑顔で見る。



「来たぞ!準備してくれっ」



私たちは、まだ食べてる途中なのに…急いで演奏する準備に取り掛かった。






_
< 259 / 338 >

この作品をシェア

pagetop