君の魔法がとける瞬間(とき)


「ブラボ〜ッ!お前たち凄いじゃないか!」



演奏が終わると、理事長はとても笑顔で拍手してくれた。



気になる三波さんの反応は…………。






「素晴らしいです!君たちなら文句なしの合格ですね。当日お願いしますよ」



三波さんも拍手してくれた。



「本当ですか!嬉しい…!」



「さすが俺たちって感じだよね☆三波さん、俺たちのこと超最高イケメンバンドってちゃんと紹介してよぉ」



愛舞さんの提案に、三波さんは笑って答える。





「もちろん!君たちは実は21組目なんだよね。
だから大トリを飾って貰おうかな」




「最後?やった!俺らまたモテんじゃね!?」


響さんの言葉に、碧空さんが一発…ゲンコツ。




「お前がモテたら華乃が泣くだろーが!」






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