君の魔法がとける瞬間(とき)

フェスティバル開催



そして一週間の時が過ぎた。



今はライブの控室で準備待ち…




「佑月、ガチガチだぞ。大丈夫か?ミカンでも食べて落ち着け」




「ミカン…。陽斗さんありがとうございます…」




「そんな真っ青な顔でステージに出るのか?まったく…お前お化けと間違われるぞ」




「り…碧空さん…!お化けだなんて言わないで下さいっ」




「お〜。その調子で顔真っ赤にしてろ」




碧空さん…わざとあんな意地悪なことを……



胸がきゅんとするとは…このことだろうか。




「みんな気持ちの準備は万全か〜?」



「理事長!来てくれたんですね」





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