君の魔法がとける瞬間(とき)


「おい佑月!」




「碧空さん…。ど、どうしたんですか?早く乗りましょう!私、ハワイ楽しみにしてたんですから!」



「あぁ…」



碧空さんに気づかれないように、出来るだけ明るく振る舞った…つもり。




ハワイにいる間…私はいつもと変わらない私でいよう。



そう決めたんだから。



こうして私たちは、ハワイに飛び立った。





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