君の魔法がとける瞬間(とき)


青い空、広い海。


私の存在なんて…まるでちっぽけね…



悩みなんて…消えてなくなりそうだわ…



そう思えるほど、広く遠く澄んでいた。



私は、みんなで海に行ったり買い物したり…



一生分じゃないかなって思えるほど笑って笑って…笑いっぱなしだった。



私たち以外、知ってる人は誰もいない。




人の目を気にしないで…私は私でいられた気がする。




そして…………今日が最終日。





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