君の魔法がとける瞬間(とき)
『俺とお土産見てたんだけどさぁ〜、俺がレジに行ってる間にいなくなったんだ』
「なに…?いなくなった?響のところからも…いなくなったみたいだぞ…」
『響さんのとこにも行ったのぉ?……佑月、何考えてるんだろ…』
「あいつ…!愛舞、とりあえずホテルに戻ってこい」
『う、うん!分かった!』
何考えてるんだ佑月…
あいつに何度電話をかけても繋がらない。
あいつと……繋がらないんだ!
変な胸騒ぎがする。
どうしようもないくらい…俺、不安だ…。
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