君の魔法がとける瞬間(とき)



「私も…愛してます…。」



「よかった…。拒否されたらどうしようかと思ったよ」




「そんな…私の方が碧空さんこと好きなんですよ?」




「なんだ偉そうに〜!」




碧空さんは、そう言って私の髪をくしゃくしゃにする。




「本当に行くのか?アメリカ」






「はい。女に二言はありませんよ!アメリカで頑張って勉強します」




「そうか」




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