君の魔法がとける瞬間(とき)

「勝手に行くなよぉ〜寂しいじゃん！」



「俺の気持ちは無視か？」


「この二人、佑月、佑月って超うるせぇんだよ〜。あ、今のは愛舞と陽斗に内緒な！」





「「おい、響！！」」



「愛舞！お前先輩を呼び捨てにしたな〜！」



みんな…私のために…


私なんかのために。



嬉しさと、申し訳ない気持ちでいっぱいです…。



「みんなお前が大切なんだ。みんな待っててやるから。アメリカ行ってこい」




「行ってきます…！
碧空さん、陽斗さん、響さん、愛舞さん…！短い間だったけど、毎日本当に楽しかった。ありがとう！」





こうして私は…





アメリカへと旅立った。







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